水・みどり環境技術協会

湖沼(河川)-水路-支線用排水路  水と緑のネットワークを構築します。

 
   
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フリュームビオタイプ
   

フリュームビオタイプ

(ARIC農業農村整備新技術登録No.312)

概要・特長

かつての農業用用排水路には、多くの生物や植物が住み、地域の住民がふれあう水と緑と人のネットワークが存在していました。近年の圃場整備などによって、コンクリート水路が大半を占めるようになり、その環境は失われつつあります。
しかし、少しの工夫でコンクリート水路は環境豊かな水路に生まれ変わります。 フリュームビオタイプでその手助けができると考えています。
1. 水生植物の生育が可能
フリュームの底版に設けた開口(B200〜400mm × L400mm)は、土砂を充填することで植生基盤となります。コンクリート3面張りの水路内で水生植物の生育を可能にします。

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2. 流路の確保
底版の開口は、水路の片側または、両側に設け、中央のコンクリート面を残しています。中央部は掃流力によって泥が流されやすくなっており、水路が本来必要とする通水能力が低下しないよう配慮しています。
3. 地下水の影響を軽減
底版の開口から地下水を水路に取り込むことも可能であり、湧水の多い地域の対策にも効果的です。
4. 生物のすみかの創出
水生植物は魚類の隠れ家・産卵場所となります。また、水生植物の中は緩やかになり、魚類に適した生息環境を創出します。
5. 維持管理作業の軽減
中央部に残したコンクリート部は水路の江ざらい時の足場にもなり、作業が行いやすいことから、維持管理作業の軽減にも効果的です。

施工実績

 植栽直後  植栽後4ヶ月
底版の片側だけに開口を設けた事例です。この地域の希少種であった植物を施工後、再移植しました。 開口部に堆積した土砂を基盤に植物が生長しています。非開口部では、流路が確保されています。

オプション

 ワンド工法(イメージ)  間伐材貼付け工法(イメージ)
幅の異なった規格を組み合わせて、淀みをつくることで、生物に配慮した水路となります。 側壁に間伐材をはりつけることで、コンクリート面の見えない、景観に配慮した水路となります。